尾木ママ “空気注入”殺害容疑の女に「看護師さんたちがコロナ禍を支えている。そこへ不信感とか…」

[ 2021年12月10日 10:02 ]

教育評論家の尾木直樹氏
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 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(74)が10日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。茨城県古河市の介護老人保健施設「けやきの舎」で2020年7月、入所していた男性=当時(76)=が空気を注入され死亡した事件で、殺人の疑いで元施設職員の女(35)が逮捕されたことに言及した。

 捜査関係者によると、男性は19年12月から入所しており、介護が必要だったが寝たきりの状態ではなかった。遺体には外傷など争ったような痕跡がなく、古河署捜査本部は、女が短時間で多量の空気を注入し、男性は抵抗できなかったとみている。女は看護師資格を持っていたが、介護職員として働いていた。

 尾木氏は「今、介護施設だとか看護師さんたちが本当に大奮闘してこのコロナ禍を支えて下さっているわけですよね。そこへ不信感とか疑いの目をね、安心してかかれないなあという思いをさせたり、点滴してもらう時に大丈夫かなあという気持ちをこちらも持たざるを得ないようなことになっては本当に大変だと思います」と言い、「もし事件を起こしているのだとしたら、ものすごく身勝手で自己中心的で一体どういう方なんだろうというのがすごく不可解ですね」と話した。

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2021年12月10日のニュース