吉村知事 松井市長の3時間30人会食に言及 感染対策をとって大騒ぎしなければ「人数は多くてもいい」

[ 2021年12月10日 17:44 ]

 日本維新の会の副代表で、大阪府の吉村洋文知事が10日、読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に生出演。大阪府が「同一テーブル4人以内」「2時間程度以内の会食」を府民に要請している中、大阪市の松井一郎市長(57)が大阪市内の飲食店で、維新の会の所属議員ら約30人とで3時間程度会食したことに言及した。

 吉村知事は「松井さんも時間を超えたところについては反省していると仰ってるので、もうされないだろうと思っています」とコメント。「府民の皆さんにお願いして、(要請が2時間程度以内と)あいまいになっていたところもあるんですけど、それでもちょっと超えていたということで松井市長も反省していると仰ってるので、そこはもうされないだろうと思います」と繰り返した。

 その上で大人数の解釈について、「もともと趣旨としては感染対策なので、なぜ同一テーブルでって話をしているかというと、狭い空間で多くの人が集まってどんちゃん騒ぎするのはリスクが高いと専門家も仰ってるのでそれはやめましょうと。どこで線を引くかという時に、数は増えてもテーブルはきちんと分けて、一つ一つのテーブルが大人数にならないように感染対策をとってくださいというのが趣旨なんです」と説明。結論として、「数が多くてもきちんと感染対策をとって同一テーブルでもパーテーションを置きながら、そんなに大騒ぎはしないような形であれば、人数多くてもいいと思っているんです。上限は決めてない」と語った。

 また、大阪府が要請している会食ルールについて、年内での解除を目指していることを表明。オミクロン株の感染拡大を警戒しつつ、「今、感染自体は本当に抑えられているので、この状態が続けば解除したいと思っています。時間も人数も」と話した。

続きを表示

2021年12月10日のニュース