橋下徹氏 松井市長の3時間30人会食に「反省してもらわなきゃ」 その上で「国民はいい。我々は違う」

[ 2021年12月10日 12:32 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が10日、読売テレビの情報番組「朝生ワイド す・またん!」(月~金曜前5・10)に生出演。大阪府が「同一テーブル4人以内」「2時間程度以内の会食」を府民に要請している中、大阪市の松井一郎市長(57)が大阪市内の飲食店で、維新の会の所属議員ら約30人とで3時間程度会食したことに言及した。

 橋下氏は「知事、市長という立場だったら、自分たちで府民、市民に要請してるんで、やっぱり反省って、松井さんの(言う)その通りだと思いますよ」とキッパリ。その上で、「ただ問題なのは、吉村さんにもルールを決める時に合理性を考えてもらいたいのは、上限があるのかどうなのかも分からないんですよ。だから、松井さんは『30人でも別にいい』『テーブル4人だったら30人だろうが50人でもいい』って言うんだけど、それって感染対策でどうなのと。もし、上限が40人でも50人でもいいんだったら、1テーブル4人以内っていうのも、あんまり意味ないんじゃないのとかね。しかも今、非常事態宣言も出てない、蔓延防止にもなってない。そんな中でのこういう要請ってどこまで我々は聞かなきゃいけないのって」と、「4人以内」「2時間以内」のルールに疑問を呈する。

 橋下氏は「(松井市長は)言った本人だから守ってもらわなきゃいけないんだけど、僕らは2時間程度って言われても、そんなの3時間とか、仮に人数が20人ぐらいだったとしても、国民の方はいいと思いますよ。そうじゃないとお店の方も回らないし。マスクつけるとか、距離を取るとか合理的な判断はやりながらね」と主張。その上で、「(松井市長は)言ってる当事者だから反省してもらわなきゃいけないけど、我々は違うと思う」と繰り返した。

 松井市長は9日の会見で「1テーブル4人で、上限は撤廃しているわけですから。そういう形で僕はルールを守っていると思っています」と主張。その上で、2時間を超えたことについては「そこはちょっとあれかな、反省すべきところなのかなと思ってますけどね」と語った。

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2021年12月10日のニュース