関口宏の大谷評「ベーブ・ルース完全に抜いた?」に落合博満氏は称賛も異論「そこまでは行ってない」

[ 2021年11月21日 12:39 ]

落合博満氏
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 元中日監督で野球解説者の落合博満氏(67)が21日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に生出演し、今季のア・リーグMVPを獲得したエンゼルス大谷翔平投手(27)を称賛した。

 番組ではリアル二刀流として走攻守そろった活躍だけでなく、本塁打王を逃した原因の一つにもなったシーズン終盤の四球責めにも言及。タイトルには届かなかったものの、30人の担当記者全員が1位票を投じる満票での選出となった。感想を聞かれた落合氏は「野球の発症の地のアメリカが認めんだたら文句ないでしょう。それはとってもうれしいですよ」と、笑顔で大谷の活躍を称えた。

 大谷の二刀流について、比較対象に挙がるのが伝説の名選手ベーブ・ルース。MCのタレント関口宏(78)が「ベーブ・ルースは完全に抜いちゃってるでしょう?」と誇らしげに指摘すると、落合氏は「まだそこまでは行ってないでしょう」と異論を唱えた。関口が「え?そうなの?やっぱりベーブ・ルースってそんなにすごかったの?」と驚くと、落合氏は「そりゃすごかったですよ。見たことありませんけどね。昔のフィルムをちょこっと見ただけであって、ゲームを生で見る機会はなかったですから」と答えた。ルースの長所について聞かれると、「やっぱりあの長打力ですよ。あの体の使い方、理にかなってます」と解説した。

 日本からも多くの選手が海を渡り、大リーグに挑戦する時代になった。関口から「落合さん、チャンスがあったら行きたかったですか?」と尋ねられると、落合氏は「行きたかったですよ。でも、我々の時代はそれを許してくれる時代ではなかったし」と答えた。

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2021年11月21日のニュース