乃木坂46 高山一実のラストライブ「幸せが突き抜けて、空まで届きそう!」

[ 2021年11月22日 00:12 ]

「真夏の全国ツアー2021」でラストライブを迎えた高山一実(中央)

 乃木坂46の高山一実(27)が21日、東京ドームで開催されたグループの「真夏の全国ツアー2021」で自身のラストライブを行った。このライブをもって、高山はグループを卒業。「最後の日ってこんなに楽しいんだ!幸せが突き抜けて、空まで届きそうです!」と元気よく語った。

 代表曲「インフルエンサー」や「君に叱られた」など、全31曲を歌唱。前半に披露された「せっかちなかたつむり」は、3枚目シングル「走れ!Bicycle」のカップリング曲。白石麻衣(29)、西野七瀬(27)ら7人のユニット曲だったが、すでにオリジナルメンバーは高山だけ。センターステージに立ち、「どうも!せっかちなかたつむりです!」とはじけるような笑顔を見せると、客席から大きな拍手が巻き起こった。

 アンコールでは爽やかな色合いの水色のドレスで登場。ソロ曲「私の色」や、自身にとって思い出深い「サヨナラの意味」「泣いたっていいじゃないか?」を歌唱した。ファンのペンライトによって、高山のサイリウムカラーである水色とピンクでドーム全体が彩られると、「こんな素敵な景色を見せてくれてありがとう。いっぱい夢を叶えてもらって、本当に幸せです」と涙ぐんだ。
 メンバーからの信頼も厚い。1期生の和田まあや(23)は「朝楽屋入ったらまず、zoo(高山の愛称)のこと探してた。たくさん笑って、ふざけたことばかりして…」と涙があふれる。3期生の山下美月(22)も「優しくて温かくて親のよう。高山さんから学んだことを胸に、これからも乃木坂46を守っていきたい」と思いを伝えた。

 2011年8月21日、乃木坂46の1期生オーディションに合格。全28曲の表題曲全てで選抜入りを果たしてきた中心メンバーの一人で、小説家としての一面も持つ。18年には著書「トラペジウム」で作家デビュー。累計25万部を突破するベストセラーとなった。
 卒業後もタレントと小説家の“2足のわらじ”は継続。「悔いは無いです!10年間、本当にありがとうございました!」と明るく締めくくった。

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2021年11月21日のニュース