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野末陳平氏、立川談志さんとの会食で見た超レアな夫婦愛「器用なことをやるなと思ってた」

[ 2021年11月21日 21:17 ]

「~立川談志没後10年~復活!言いたい放だい2021」で親友の談志さんのことを語る野末陳平氏(C)TOKYO MX
Photo By 提供写真

 放送作家の野末陳平氏(89)が21日放送のTOKYO MX「立川談志没後 10年特番~復活!言いたい放だい2021」(後7・00)にゲスト出演し、この日没後10年を迎えた落語家・立川談志さん(享年75)との思い出を語った。

 談志さんと野末氏が出演し、08年まで放送されていたトークバラエティー番組を、談志さんの命日に合わせ13年ぶりに復活。談志さんの弟子・立川志らく(58)と講談師・神田伯山(38)が進行役を務めた。

 野末氏はダークスーツにハット、サングラスというおしゃれな姿で登場。「ものすごいお元気じゃないですか?」と驚く伯山に、「元気じゃないよ。ボケてるんだよ。ボケてますよ。君、誰?」と答えて笑わせた。

 当時の名場面として、談志さんと野末氏がお互いをはりせんでたたき合うシーンが流された。伯山から「老人がたたき合う姿を初めて見た」といじり気味に指摘されると、野末氏は「今思うと、何とあんなバカなことをやってたかと。あれしか芸がないんだよ」と振り返った。

 野末氏は番組で約4年間、談志さんと共演。晩年、がんとの闘病も長かった談志さんと、食事に行った思い出を披露した。「談志さんが食欲がなくなってきてから、『陳さん、たまには中華食べてえ』よって言うんです」。談志さんのリクエストはフカヒレで、中華料理店に談志さん、談志さんの妻らを連れて行ったという。

 食欲のない談志さんはフカヒレだけを注文。野末氏ら他の人たちが普通の中華料理を食べる中、談志さんはそのフカヒレを切り分け始めたという。「談志さんはフカヒレを分けるんだよ。自分が食べるために分けてると思った。そうじゃない。分けてね、『陳さん(野末氏)、これ。これは…』って言って、お取り分けして。僕も器用なことをやるなと思ってた」と振り返った。

 ところが、この食事が談志さん夫妻にとって、とても貴重な機会だったことを後で知ったという。「後で聞いたら、夫婦で一緒に食事するってことが結婚以来、何回かしかないって。それくらい忙しかったんだよね。『その何回かの1回があれだったんですよ、陳さん。しかもお取り分けをしてくれたよ』って、すごく喜んでくれてた」と、談志さんの妻から大いに感謝されたという。

 その話に感激した野末氏は、「僕が『こんなに喜んでもらえるなら、毎年やりたい』って言って、次の年も、次の年もって」と、夫婦のレアな食事機会を毎年、提供し続けたという。しかし、「だんだん聞きつけて人数が増えちゃった。だから途中でやめた」と、話のオチもしっかり付けていた。

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