肺腺がん疑いで手術公表の森田正光さん、Nスタ復帰 お天気コーナーで元気な姿「やっぱり外はいい」

[ 2024年4月26日 15:53 ]

森田正光氏
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 肺腺がんの疑いで手術を受けていたことを明らかにした現役最年長のお天気キャスター・森田正光さん(74)が26日、お天気コーナーを担当しているTBS系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に復帰した。

 キャスターの日比麻音子アナウンサーから「今日から森田さん復帰です!森田さんおかえりなさい!」と呼びかけられると、元気そうな姿で登場。「ありがとうございます。1週間ほど入院してたんですが、外の天気がわからなくて。やっぱり外はいいですわ」と晴れやかな表情で、ゴールデンウイークの予報などを伝えた。全国の天気予報も伝えるとし、「まだ時間余ってます?時間の感覚が戻ってません」と苦笑した。

 森田さんは、今月22日に自身のX(旧ツイッター)で手術を公表した。「メキシコ皆既日食前に検診を受けたところ、左上葉部に肺腺ガンの疑いがみつかりました。ごく初期でラッキーでした」とし、「帰国後の4/18に胸腔鏡手術を受け、回復は順調です。肺機能の10%くらいに影響が出そうですが、リハビリで軽減させられるとのことです」と報告。「みなさまには御心配とご迷惑をおかけいたしました。日食にいかなければ手遅れになったかもしれない。と思うと#人間万事塞翁が馬ですね。#肺腺ガン」とつづった。

 25日に退院を報告。「今回の手術で肺の一部、10%くらいの肺機能が失われたようですが呼吸が苦しいとかはありません。体調も良いです。現代医学はすごい。身をもって体験したことからいうと、できるだけ早い検査・治療が功を奏します。天気でも正確な情報と早い避難がセオリーですもんね」と投稿していた。

 肺腺がんとは肺がんの一種。扁平(へんぺい)上皮がん、大細胞がん、小細胞がんを含んで4タイプある肺がんの中で最も患者が多いがんでもある。がん主要原因の一つにタバコが挙げられるが、肺腺がんはタバコを吸わない人や女性にも多い。
 
 森田さんも肺腺がんの疑いが出た際「タバコを吸わない私が……」と驚いたという。森田さんは「胸の辺りに違和感があった」と検査当時のことを振り返るが、がんが肺の奥の方の組織にできることもあって初期段階では無症状のことが多い。がんが進行すると、胸の痛み、せき、たんなどその他の呼吸器系疾患に見られる症状が出る。

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