豊島将之JT杯覇者、連覇達成「この優勝を励みに」 藤井聡太竜王に勝利し自身3度目の優勝飾る

[ 2021年11月21日 18:37 ]

藤井聡太竜王に勝利し2年連続3連覇を達成した豊島将之JT杯覇者(撮影・沢田 明徳)
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 将棋の日本シリーズJTプロ公式戦(JT杯)決勝が21日、千葉県千葉市の幕張メッセで行われ、豊島将之JT杯覇者(31)が95手で藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含め4冠=に勝利し、2年連続3度目の優勝を果たした。連覇した豊島には、JT杯と優勝賞金500万円、副賞としてテーブルマークのパックごはん1年分が贈られた。

 凱旋の大舞台に立った豊島が、前年度覇者としての貫禄を示した。角換わりの出だしから、力強く踏み込み藤井を圧倒。「縮こまって負けると悔いが残る。そういうのは良くないので、強い相手だからこそ踏み込んでいこうという気持ちだった。ひとつ結果が出せて良かった。この夏から負けが続いているが、この優勝を励みに頑張っていきたい」と、豊島の顔に柔らかい笑みが戻った。

 一方の藤井は、悔しそうに天を仰いだ。感想戦では、中盤で藤井の急所の玉頭に向けて豊島が歩を進めた局面を挙げて「予想外に厳しい手で苦しいのかなと思った」と悔やんだ。

 2021年の将棋界を象徴する2人の激突は、日本シリーズの舞台にふさわしい対戦カードだった。今年17度目の対戦では13敗と19歳竜王の躍進に圧倒されたが、2021年最後の公式戦対藤井戦を勝利で飾った。「負けている印象が強く、相当実力不足を痛感したので、実力をつけていかないといけないと思っている。今日で(年内に)藤井さんと指すのは最後。良い形で終われたことで、これからに繋げていけると思った」。不屈の闘志をまとう31歳の言葉には熱がこもっていた。

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