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清原果耶も朝ドラヒロイン後初の民放連ドラはTBS 来年1月期「ファイトソング」有村架純ら近年他局圧倒

[ 2021年11月21日 17:30 ]

清原果耶
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 今年前期のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインを務めた女優の清原果耶(19)が来年1月スタートのTBS火曜ドラマ「ファイトソング」(火曜後10・00)に主演。満を持しての民放ドラマ初主演となる。相手役だった俳優の坂口健太郎(30)に続き、TBSがキャスティングに成功。近年、朝ドラヒロインを務めた女優が最初に出演する民放連続ドラマはTBSが他局を圧倒している。

 「おかえりモネ」は5~10月に放送された朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」などやテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けたオリジナル作品。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・永浦百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描いた。

 坂口は百音と結婚する医師・菅波光太朗役を好演。「#俺たちの菅波」が生まれるなどSNS上で大反響を呼んだ。10月29日に本編最終回を迎えた「おかえりモネ」と放送時期は重なったが、“朝ドラ後の最初の作品”として10月19日スタートのTBS火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(火曜後10・00)に出演。主演・清野菜名(27)を相手役を務めている。

 坂口に続き、清原も朝ドラ後の最初のドラマはTBS。2001年前期「ちゅらさん」、11年前期「おひさま」、17年前期「ひよっこ」の脚本を手掛けた“朝ドラの名手”岡田惠和氏(62)と強力タッグを組む。

 今回演じるのは、空手日本代表の夢破れた木皿花枝(きさら・はなえ)役。持ち前の明るさとスポ根で逆境をはね飛ばしていく前向きなキャラクター。「今まで演じたことのない役柄の女の子との出会いでこれからとても楽しみですし、新しい一面を見せられたらいいなと思っています」と意欲。

 一発屋のミュージシャン、幼なじみとの三角関係も描かれる。岡田氏にとってもラブコメのオリジナル脚本は初となり「“内に秘めた美しい芝居”で朝ドラの大役を全うされた清原さんには、今回は“動”の芝居を書いてます。思い切りガンガンしゃべって、からっと怒って、けらけら笑って、思い切り走って、叫んで。こういう役も清原さんは似合うはず。絶対彼女が演じると素敵になると信じて書いております。筆が走ります」と期待を込めている。

 直近の朝ドラヒロインを務めた女優10人を見ると、朝ドラ後に最初に出演した民放連ドラは、

 16年後期「べっぴんさん」芳根京子=TBS日曜劇場「小さな巨人」(17年4月期)
 17年前期「ひよっこ」有村架純=TBS火曜ドラマ「中学聖日記」(18年10月期、主演)
 17年後期「わろてんか」葵わかな=TBS日曜劇場「ブラックペアン」(18年4月期)
 18年前期「半分、青い。」永野芽郁=日本テレビ「3年A組―今から皆さんは、人質です―」(19年1月期)
 18年後期「まんぷく」安藤サクラ=テレビ東京ミニドラマ「きょうの猫村さん」(20年4~9月)
 19年前期「なつぞら」広瀬すず=日本テレビ「ネメシス」(21年4月期、嵐・櫻井翔とダブル主演)
 19年後期「スカーレット」戸田恵梨香=TBS金曜ドラマ「俺の家の話」(21年1月期)
 20年前期「エール」(主演は窪田正孝)二階堂ふみ=TBS火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」(21年7月期)
 20年後期「おちょやん」杉咲花=日本テレビ「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」(21年10月期、主演)
 21年前期「おかえりモネ」清原果耶=TBS火曜ドラマ「ファイトソング」(22年1月期、主演)

 朝ドラヒロインの“次の一歩”として注目を集める作品。近年のドラマ好調を反映してか、TBSが6作品に上った。

 有村は「ひよっこ」の素朴な主人公・谷田部みね子から、男子生徒との禁断の恋に落ちる新米教師・末永聖へと清純派のイメージを一新。今回の清原も“静”から“動”へ新境地が期待される。

 看板枠の日曜劇場、伝統枠の金曜ドラマ、16年10月期「逃げるは恥だが役に立つ」以降、恋愛ドラマの話題作を生む火曜ドラマ枠と、視聴率や配信、話題性はもちろん、作品の質も近年は“ドラマのTBS”が抜きん出た感がある。

 昨年7月期は日曜劇場「半沢直樹」、金曜ドラマ「MIU404」、火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」と圧倒。ドラマ制作に変化が表れてきたのは、18年6月に佐々木卓社長(62)の新体制になってから。多くの現場関係者が「ドラマ制作に対する姿勢が熱くなってきたのを感じる」と語り、NHKの制作関係者も「半沢、逃げ恥、ナギサさん、いずれも現場の声と企画力を意識したドラマ作りで我々も意識している」と明かすほど。

 現在放送中の日曜劇場「日本沈没」(日曜後9・00)も主演の小栗旬(38)ら豪華キャストが勢揃い。キャスティングの力が作品の力につながり、ヒット作が続けば、さらに脚本家や出演者が集まる好循環。TBSの好調はしばらく続きそうだ。

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