巨人「坂本後継」天理大の技巧派遊撃手・友杉をドラフト上位指名へ

[ 2022年10月20日 05:30 ]

天理大・友杉
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 巨人が、20日のドラフト会議で天理大の友杉篤輝内野手(21)を上位指名する可能性があることが19日、分かった。

 身長1メートル71ながら、守備範囲の広い遊撃守備と広角に打ち分ける打撃が売り。昨春の全日本大学野球選手権では2試合で10打数8安打、打率・800の成績を残した逸材だ。今秋リーグ戦を視察した岸敬祐スカウトは「走攻守バランスの取れた選手で特にスピードが魅力」と評していた。

 チームでは坂本が不動の遊撃手として活躍しているが来年は35歳シーズン。今季は3度も故障で離脱し、その期間に穴を埋める選手が固定できなかった。今季は計7選手が遊撃を守るなど「ポスト坂本」の育成は近年の課題。大舞台での経験が豊富な友杉は、坂本と同じ右打ちとして後釜候補に適任と言える。

 遊撃では亜大・田中幹也内野手(21)、トヨタ自動車・和田佳大内野手(25)らも候補だが友杉への評価は高い。1位指名を公表した浅野(高松商)に続き、未来の遊撃手へも熱視線を注ぐ。

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2022年10月20日のニュース