【ドラフト会議】日本ハムがメッツ傘下3Aの加藤豪将を3位指名 NPB未経験の大リーガーが“逆輸入”

[ 2022年10月20日 18:19 ]

加藤豪将
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 プロ野球ドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、日本ハムがメッツ傘下3Aの加藤豪将内野手(28)を3位で指名した。

 加藤は米カリフォルニア出身で、現地の学校でプレーし、13年ドラフト2巡目(全体66番目)でヤンキース入り。NPBを経験していない初の日本人野手となった。

 プロ10年目の今季は、ブルージェイズの一員として初のメジャー昇格を果たして開幕ベンチ入りも、その後はメジャー40人枠から外されマイナー降格。メッツ移籍後も一度はメジャー昇格したが、出場機会のないまま再び40人枠を外れた。内野全守備位置に、外野経験もある万能型。ドラフトを経ていない海外プロ日本選手の入団には指名が必要で、入団交渉への第一条件となる。

 ▽主な逆輸入選手 マック鈴木は高校中退後に渡米し、96年にマリナーズでメジャーデビューし通算117試合に登板。02年ドラフト2巡目でオリックス入りした。オーストラリア育ちのマイケル中村は、03年にツインズでメジャーデビューし、メジャー通算31試合に登板。04年ドラフト4巡目で日本ハム入り。多田野数人は立大卒業後、03年に入団テストを経てインディアンスとマイナー契約。04年にデビューして通算15試合に登板。07年の大学・社会人ドラフト1巡目指名で日本ハム入りした。

 ◇加藤 豪将(かとう・ごうすけ)1994年(平6)10月8日生まれ、米カリフォルニア州出身の28歳。ともに日本人の両親の仕事の関係で5歳だった00年に渡米。13年ドラフト2巡目(全体66番目)でヤンキース入り。マーリンズ、パドレスを経て昨オフにFAでマイナー契約を結んだブルージェイズで今季メジャーデビュー。今年5月にメッツ移籍。1メートル85、90キロ。右投げ左打ち。

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