【ドラフト会議】ヤクルトから2位指名　京都外大西・西村「1年目から活躍を」高校通算54発のスラッガー

＜ドラフト指名＞ヤクルトに2位指名された京都外大西・西村瑠伊斗（撮影・岩崎　哲也）
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　ヤクルトから2位指名を受けた京都外大西の西村瑠伊斗（るいと＝3年）は京都市内で会見。集まった仲間から大きな拍手を受けた。昨年度の日本一チームからの指名に、西村は「自分はこうやってヤクルトスワローズに選ばれて、ヤクルトは勢いに乗っていて強いチーム。プロ野球という舞台で、自分は1年目からしっかり活躍できるように頑張りたい」と意気込んだ。

　今夏の京都大会初戦の洛北戦では外野を4人で固める相手の奇策シフトをものともせず、右翼席へ豪快な一発を放った。準決勝で龍谷大平安に敗れて聖地には届かなかったものの、強烈なインパクトは残した。2005年の平安（現龍谷大平安）・炭谷銀仁朗（楽天）が記録した夏の京都大会記録に並ぶ4本塁打をマーク。計6試合で18打数11安打10打点と暴れ回った。

　手本にするのが世界の王だ。NPB通算868本塁打を誇る王貞治氏（現ソフトバンク会長）の動画を参考にしてきたという。西村は「三冠王をとった村上さんもいるし、ついていきたい」と言葉に力を込めた。