【ドラフト会議】巨人、5人で選択終了 ドラ1浅野以降は右の大砲、最速153キロ右腕の即戦力を指名

[ 2022年10月20日 18:55 ]

<2022年プロ野球ドラフト会議>1巡目、高松商・浅野翔吾の交渉権を獲得し笑顔を見せる巨人・原辰徳監督(代表撮影)
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 プロ野球ドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、巨人は阪神との2球団競合の末、高松商(香川)・浅野翔吾外野手(17)の交渉権を獲得した。以降は大学生、社会人選手の即戦力を5位まで指名し、選択終了した。

 1メートル71と小柄ながらも、高校通算68本塁打の大砲は将来性十分の浅野を原辰徳監督が引き当てて、競合した時の連敗を11で止めた。ドラフト2位には今秋の東京六大学リーグで打率.475、3本塁打、13打点(20日現在)でリーグ3冠をキープしている右の強打者の慶大・萩尾匡也を指名し、浅野と同じ外野手を獲得した。

 ドラフト3位には国学院大の最速153キロ右腕・田中千晴を指名。1メートル90の長身から投げ込む角度あるストレートに鋭く落ちるフォークや100キロ台のカーブで打者を翻ろうする。ドラフト4位は内野手の創価大・門脇誠を指名。走攻守3拍子そろった遊撃手で、3年秋には首位打者と打点の2冠にも輝いている。

 ドラフト5位にはサイドから力のあるストレートが魅力の西濃運輸・船迫大雅を指名。昨年の都市対抗では初戦に先発し、右ふくらはぎがつるアクシデントで降板となったが5回1失点で8奪三振の快投を披露している。

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