【ドラフト会議】大阪ガスから、広島5位・河野「黒田投手のような」&西武6位・児玉「松井監督のように」

[ 2022年10月20日 19:37 ]

プロでの目標を色紙に書き、健闘を誓う大阪ガスの河野(左)と児玉(20日、西宮市の同社今津グラウンド・クラブハウス)
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 大阪ガスの右腕・河野佳投手(21)は広島から5位指名、児玉亮涼内野手(24)は西武6位指名を受け、西宮市今津の同社総合グラウンド・クラブハウスでそろって記者会見に臨んだ。

 河野は「ホッとしました」と話した。「自分がやることはやってきた。堂々と待っていました」。上位指名も予想されたが、5位だった。「何位だろうとスタートラインは同じ。黒田投手のような男気ある投球でファンに勇気や希望を与えたい」と前を向いた。

 広陵(広島)時代は2年夏、3年春と甲子園出場。社会人2年目だった昨年は主戦投手として日本選手権で4試合に登板し、完封など19イニング無失点。2連覇に貢献。年間最多勝、最優秀防御率、ベストナインの社会人3冠に輝いた。最速151キロの速球が武器だ。

 広陵からの進路を決める際「3年でプロに行く」と誓い、4年かかる大学進学ではなく社会人を選んだ。

 児玉は「堅実な守備がアピールポイント。松井監督のように走塁・守備とバランスのとれた選手になりたい」と話した。

 文徳(熊本)から九州産業大に進み、大学日本代表の正遊撃手を務めた。1メートル66と小柄だが、俊敏で華麗な守備から「牛若丸」と呼ばれる。50メートル走5秒9の俊足も持ち味だ。

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