【ドラフト会議】日本ハム新庄監督 1位指名の矢沢にラブコール「俺について来い」「運命だった」

[ 2022年10月20日 18:05 ]

<2022年プロ野球ドラフト会議>1巡目、日体大・矢澤宏太の交渉権を獲得しポーズを決める日本ハム・新庄剛志監督(代表撮影)
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 日本ハムが20日、ドラフト会議で公表通り日体大・矢沢宏太投手(22)を1位指名した。

 大学球界でも異例の二刀流でプレーした矢沢。全国制覇経験のある日体大で投げては最速152キロ、打っては左の強打者として外野手と指名打者でベストナインも獲得した。

 日本ハムの新庄剛志監督(50)は、「走攻守全てがトップレベルの選手だと思っている。矢沢くんと会って、どういう風な野球がしたいのかっていうのを聞きながら、さらに矢沢くんのプレーを見て、いまの矢沢くんの素材そのものを全て出せる自信があるので、俺について来いっていう感じです」とコメントした。

 大学球界でも二刀流としてプレーしている、矢沢に「もっと二刀流、三刀流、四刀流ってあるかもしれないので、そこを見極めたい。あとは外野のポジションを守って、大事な場面で投げさせて、戻ってもらうような夢のある選手だと思うので、そういうのも矢沢くんが決まった瞬間にブワーって出てきて…。さらに面白いプロ野球をやりたいなっていうのは思いましたね」と語った。

 現在、背番号1をつけてプレーしていることには、「そしたら、1あげたいね…。これはファイターズの選手で1をつけたい選手は結構多いので、“活躍したら1番をあげる”っていう約束をしているので、まずは自分でポジションをつかんで、来年もし活躍したとしたら渡します」と笑顔を浮かべた。

 新庄監督は「矢沢くんが生まれた瞬間に、僕と矢沢くんは一緒にユニホームを着て野球をする運命だったと思う」としみじみ。最後に、矢沢に向けて「矢沢くんありがとう…。君がとれました。キャンプからお互い色んな話し合いをしながら、君の良いものを僕が出すので、僕についてきてください。お父さん、お母さんありがとうございます」と呼びかけた。

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