【ドラフト会議】楽天が鷺宮製作所・小孫を2位指名 甲子園で村上封じた155キロ右腕 “4度目”の正直

[ 2022年10月20日 18:56 ]

鷺宮製作所・小孫
Photo By スポニチ

 プロ野球ドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、楽天が鷺宮製作所の155キロ右腕・小孫竜二投手(25)を2位で指名した。

 遊学館(石川)時代から速球派として知られ、3年夏の甲子園1回戦では当時1年生4番だった村上(現ヤクルト)や伊勢(現DeNA)を擁した九州学院と対戦。村上を4打数無安打に抑えて完投。伊勢との投げ合いにも勝った。プロ志望届を提出も指名されず、創価大へ進学。4年時は故障に苦しみながらプロ志望届を提出したが名前は呼ばれなかった。鷺宮製作所入りし、ドラフト指名解禁となった入社2年目の昨年、都市対抗でNTT東日本の補強選手に選出。同社の4強入りに貢献。プロからも注目を浴びたがまたも指名はならなかった。3度の指名漏れを経て、3年目の今年、悲願のプロ入りとなった。

 ◇小孫 竜二(こまご・りゅうじ)1997年9月15日、石川生まれの25歳。5歳で野球を始め、犀生中時代は金沢ボーイズでプレー。遊学館では1年秋からベンチ入りし、2年秋からエース。3年夏の甲子園出場。創価大では1年から主戦級を担った。1メートル79、85キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2022年10月20日のニュース