【ネットでドラフト総括 パ・リーグ】SBファン「一生やるかと…」日本ハムファン「1番面白いドラフト」

[ 2022年10月20日 22:00 ]

<2022年プロ野球ドラフト会議>1巡目、日体大・矢澤宏太の交渉権を獲得しガッツポーズする日本ハム・新庄剛志監督(代表撮影)
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 プロ野球のドラフト会議は20日、東京都内で開催され、本指名69選手が指名された。各球団の色が出たドラフト戦略。ネット上では12球団のファンが様々な反応を見せた。

 【オリックス】1位で最速151キロを誇り、大学No・1左腕の呼び声高い白鴎大・曽谷龍平投手、2位に高校通算53本塁打の日本航空石川・内藤鵬内野手を指名。高校3人、大学2人とバランスよく5選手を指名した。「いや優勝したシーズンにこれ強すぎるでしょ、マジでオリックスはドラフト巧者な印象」「オリックスのドラフト、あまりにも完璧すぎる。この位置での立ち回りめっちゃムズイのに、こんな上手く立ち回れるのか」「今後の展望をしっかり考えてる」と高評価が相次いだ。

 【ソフトバンク】1位指名のイヒネ・イツア内野手をはじめ、各ポジションでバランスよく6選手を指名。育成では来季からの4軍制を見越し、史上最多タイの14選手を指名した。「ソフトバンクだけ一生ドラフト会議やるかと思った」「ドラフト長い。ソフトバンクは気になった子全員とる感じなのかな。これだけとって、活躍できるのは一部だけど、選手にとっては指名してもらったのは大きいチャンスだよね」「ソフトバンクの育成へかける思いがすごいドラフトだった」

 【西武】1位に走攻守そろった早大・蛭間拓哉外野手を指名。2位に佐伯鶴城・古川雄大外野手、3位に九州国際大付・野田海人捕手と12球団唯一、3位までを野手で固めた。さらに5位で甲子園大会で計11勝を挙げた近江・山田陽翔投手を指名。「西武のドラフト、満点に近くない?」「バランス的にも最高な気がする 育てるのも上手し でもFAで出て行くのがアレだけさ」「山田くん喜んでいる 良かった 所沢で夢を叶えよう!」と温かい反応だった。

 【楽天】本指名6選手中5人が投手。育成選手でも2人の投手を指名するなど、狙いが明確なドラフトだった。育成4位指名の国立台湾体育運動大・永田颯太郎内野手も話題を呼んだ。「楽天ファンとしてはすごい面白いドラフトだったな 永田を隠し玉にしてたならあの割り切った支配下指名も頷ける」「楽天永田颯太郎いたからこんな投手中心ドラフトできたのか」「楽天ファンの度肝を抜く楽天ドラフト 楽しませてくれるわ」

 【ロッテ】楽天と競合した立大・荘司康誠投手の1位指名はならなかったが、外れ1位で最速152キロの専大・菊地吏玖投手を指名。本指名5選手は投手3人、内野手2人と補強ポイントを明確にした形だった。「補強ポイントに合致した明確な意思を感じる指名で良い感じ。閉塞感を感じる投手陣と内野陣を是非とも突き上げていって欲しい」「投手と遊撃縛りのドラフト徹底的に弱点補強する感じで凄く良い!」「ロッテドラフト地味な方が当たる印象ない?」

 【日本ハム】投げては最速152キロを誇り、打でも高い能力を示す二刀流の日体大・矢沢宏太投手を一本釣り。2位の富士大・金村尚真投手と上位2選手を即戦力投手で固め、3位にメッツ傘下3Aの加藤豪将内野手を指名するなど、独自色にあふれたドラフトとなった。「なんだかんだ毎年のようにドラフトに見せ場を提供する北海道日本ハムファイターズ」「二刀流矢澤に加藤豪将に山口アタル。日本ハムが1番面白いドラフトな感じがする」「日ハムは二刀流の矢澤に即戦力の金村、加藤と獲得、大いに期待が持てる。加藤が来なかったら-15点ぐらいになりそうだけど」と独自色を評価する声が相次いだ。

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