【ドラフト会議】DeNA2位はトヨタ自動車・吉野 九州学院でヤクルト村上とバッテリー 大ケガ乗り越え

[ 2022年10月20日 18:05 ]

トヨタ自動車・吉野
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 プロ野球のドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、DeNAが2位でトヨタ自動車・吉野光樹投手(24)を指名した。

 最速150キロを誇る本格派。九州学院(熊本)時代は控え投手で、伊勢(明大、現DeNA)の1年下、村上(現ヤクルト)の1年先輩。在学中は故障などもあり、チームは甲子園出場も自身は聖地の土を踏めなかった。上武大進学後に頭角を現し始め、3年時には主戦級に成長してプロからの注目を集めた。しかし、同年トレーニング中のアクシデントで腰を圧迫骨折する大ケガに見舞われた。進路を左右する大事な4年時はほぼ投げられなかったが、コロナ禍もあいまってじっくり治療に専念。秋には実戦復帰するまでに回復した。ケガはあったが、かねてから潜在能力を高く評価していた社会人の名門・トヨタ自動車でさらなる飛躍を遂げ、ドラフト1位にまで返り咲いた。

 ◇吉野 光樹(よしの・てるき) 1998年(平成10)7月19日生まれ、熊本県出身の24歳。九州学院から上武大を経てトヨタ自動車入社。1メートル76、78キロ。右投げ右打ち。

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