【ドラフト会議】天理大・友杉はロッテが2位指名 走攻守揃った大学球界屈指の遊撃手

[ 2022年10月20日 18:00 ]

天理大・友杉篤輝内野手
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 プロ野球のドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、天理大の友杉篤輝内野手(21)はロッテから2位指名を受けた。

 身長1メートル71と小柄ながら、守備範囲の広さと広角に打ち分ける打撃に定評があり、50メートル5秒9と俊足の持ち主。走攻守揃った大学球界屈指の遊撃手だ。

 ただ、大学ラストイヤーの今秋は8月下旬に新型コロナウイルスに感染。10日間の療養を強いられ、体重が4キロ減。ぶっつけ本番で臨んだ秋季リーグ戦も本来のシュアな打撃を取り戻せず、打率・194と苦しんだ。それでも引き分け以上で優勝が決まる関西国際大戦でタイムリーを放つなど勝負強さは健在で、リーグ戦4季連続優勝に貢献。球界で希少な、打てる右打ちの内野手として白羽の矢が立った。

 ◇友杉 篤輝(ともすぎ・あつき) 2000年(平12)11月7日、大阪市生まれの21歳。南港桜小1年の時に「住之江ボーイズ」で野球を始め、チーム消滅のため2年から「高石ボーイズ」でプレー。南港北中では、「和泉ボーイズ」に所属した。立正大淞南高に進み、1年秋から背番号「6」をつけ正遊撃手。甲子園出場はかなわなかった。天理大に進学して、1年春から出場機会を得て、2年秋のリーグ戦からショートのレギュラー。3年春の全日本大学選手権では、打率8割(10打数8安打)をマークした。1メートル71、70キロ、右投げ右打ち。

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