【ドラフト会議】就任1年目の楽天・米田社長が大仕事 ロッテとの一騎打ちで立大・荘司の当たりクジ引いた

[ 2022年10月20日 18:17 ]

<2022年プロ野球ドラフト会議>1巡目、立教大・荘司康誠の交渉権を獲得してガッツポーズする楽天・米田陽介球団社長(右)、左はロッテ・吉井理人監督(代表撮影)
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 プロ野球のドラフト会議が20日、都内のホテルで行われた。立大の157キロ右腕・荘司康誠投手(22)はロッテと楽天が1位指名で重複。抽選の結果、事前に1位指名を公表していた楽天が交渉権を獲得した。

 当たりクジを引いたのが、抽選役に初めて挑んだ就任1年目の米田陽介球団社長(39)だ。昨年は副社長の立場でドラフト会議に出席していた。今年1月に社長に就任。ドラフト本番直前の会議を終えると、もともとクジ引き役を務める予定だった石井一久GM兼監督(49)から大役を託された。ロッテ・吉井新監督との一騎打ちを制し「凄く嬉しいです。非常に緊張しましたし、1年間スカウトのみなさんが頑張ってきてくれた集大成。本当に何よりの結果です」と喜びを爆発させた。

 未来の「犬鷲のエース」として大きな期待を寄せている荘司に向けて若社長は「本当に良い投手だと聞いているし、そう認識している。きっとそう(競合に)なるだろうなと思っていた。将来、エースとなる素質。東北で一緒に熱く盛り上げてください!」と呼びかけた。

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