日体大・矢沢　日本ハムの公言通り1位指名に「母にありがとうと伝えたい」

日本ハムに1位指名を受けた日体大・矢沢はチームメイトに胴上げされる（撮影・篠原岳夫）
Photo By スポニチ

　日本ハムが20日、ドラフト会議で公表通り日体大・矢沢宏太投手（22）を1位指名した。

　大学球界でも異例の二刀流でプレーした矢沢。全国制覇経験のある日体大で投げては最速152キロ、打っては左の強打者として外野手と指名打者でベストナインも獲得した。球団側からも二刀流を容認されており、この日に神奈川県内の大学で取材に応じた矢沢は「自分の場合はどういう起用になるかがすごく大事になる。まずはそこをしっかり話して、目標を立ててやっていければ」と意気込んだ。

　また、会見場では母・香さん（46）から花束を手渡されると、矢沢は「ありがとう」と書いたサインボールをプレゼントした。「たくさんの方々にお世話になったが、一番は近くでお世話になった母に“ありがとう”と伝えたい」と話した。