【ドラフト会議】富士大・金村尚真は日本ハム2位 1位矢沢に「負けたくない」「先輩の山川選手と対戦を」

[ 2022年10月20日 18:13 ]

日本ハムから指名を受けた富士大・金村(撮影・島崎忠彦)
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 待ちに待った指名だった。「ドラフト1位候補」と目された富士大・金村尚真。2位指名1番目となる日本ハムの2位で名前が呼ばれたのは17時56分。ドラフト会議開始から約1時間も待って届いた吉報。6台のテレビカメラの前で笑顔を輝かせた。

 「小さいころからの自分の夢ですし、プロ野球だけを目指して頑張ってきたので努力が報われてうれしい。新庄監督は凄くたのしそうにやっている。早く野球がしたいです。自分の目標はプロ野球を代表する投手。富士大学出身でたくさん活躍している選手がいる。先輩である(西武)山川選手と対戦したいです。(1位の)矢沢に負けないように順位関係なく頑張りたい」

 大学球界屈指の即戦力右腕。最速150キロの直球、コーナーに制球する多彩な変化球でプロの世界に挑戦する。

 ◇金村 尚真(かねむら・しょうま)2000年(平12)8月29日生まれ、沖縄県豊見城市出身の22歳。上田小3年時に豊見城ジュニアで野球を始める。豊見城中では軟式野球部に所属し、侍ジャパンU15に選出。岡山学芸館では甲子園出場なし。富士大では1年春からベンチ入り。50メートル走6秒5、遠投120メートル。1メートル76、83キロ。右投げ右打ち。

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2022年10月20日のニュース