【ドラフト会議】日本ハム3位指名の加藤豪将は史上2人目の日米両ドラフトで指名を受けた選手

[ 2022年10月20日 19:15 ]

加藤豪将
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 プロ野球ドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、日本ハムがメッツ傘下3Aの加藤豪将内野手(28)を3位で指名した。

 加藤は米カリフォルニア出身で、現地の学校でプレーし、13年ドラフト2巡目(全体66番目)でヤンキース入り。過去に日米両方でドラフト指名を受けたのは、09年にパドレスから18巡目指名を受け、10年にロッテから6位指名を受けてロッテ入りした藤谷周平しかおらず、史上2人目となる。だが、藤谷は米国では契約しておらず、加藤は米ドラフト指名を受けメジャー昇格した選手として、初の日本プロ野球のドラフト指名者となった。

 ドラフトを経ていない海外プロ日本選手の入団には指名が必要なため、過去にメジャー経験のある日本人選手が指名を受けるのは、02年ドラフト2巡目でオリックス入りしたマック鈴木、04年ドラフト4巡目で日本ハム入りしたマイケル中村、07年の大学・社会人ドラフト1巡目指名で日本ハム入りした多田野数人以来15年ぶりとなった。

 ◇加藤 豪将(かとう・ごうすけ)1994年(平6)10月8日生まれ、米カリフォルニア州出身の28歳。ともに日本人の両親の仕事の関係で5歳だった00年に渡米。13年ドラフト2巡目(全体66番目)でヤンキース入り。マーリンズ、パドレスを経て昨オフにFAでマイナー契約を結んだブルージェイズで今季メジャーデビュー。今年5月にメッツ移籍。1メートル85、90キロ。右投げ左打ち。

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