【ドラフト会議】京大医学部から史上初 152キロ右腕・水口創太がソフトB育成7位 本指名限定表明も

[ 2022年10月20日 20:23 ]

京大・水口創太
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 プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)は20日、午後5時から都内のホテルで行われ、ソフトバンクが育成7位で京大医学部在籍の水口創太投手(23)を指名し、交渉権を獲得した。ソフトバンクは本指名6選手、育成指名14選手の計20選手を指名した。

 京大医学部から史上初のプロ野球ドラフト指名選手が誕生した。京大からは田中英祐(投・14年ロッテ2位)が指名されて以来8年ぶり2人目。最速152キロを誇る秀才右腕の今後の決断に注目が集まる。

 水口は15日の関西学生野球秋季リーグ1回戦・近大戦後に、以前は育成指名でもOKの姿勢だったが「直前になってきて自分で考えて決めました」と支配下以外の指名ならプロ入りしない意向を表明している。

 <国立大在籍時にドラフト指名を受けた選手> 昨年まで11人が指名を受けている。大学別では東大から上記の5人。筑波大からは小林昭則(ロ=89年2位)、杉本友(オ=96年1位)、坪井俊樹(ロ=08年4位)、佐藤隼輔(西=21年2位)の4人。横浜国大からは北川智規(オ=00年7位)、京大からは田中英祐が指名を受けた。そのうち、小林至と坪井以外の9人は1軍公式戦に出場。また、宮台、佐藤の両投手が現役でプレーし、ともに今シーズンは1軍登板を果たした。

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