【ドラフト会議】中日が沖縄大・仲地礼亜を単独1位指名 沖縄県内の大学から史上初のドラフト指名

[ 2022年10月20日 17:30 ]

会見で笑顔を浮かべる沖縄大の仲地(右)と大城監督(左)
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 プロ野球ドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、沖縄大の仲地礼亜投手(21)が中日に事前公表通り1位指名された。ドラフト制以降で沖縄県内の大学から指名されるのは史上初。

 沖縄出身で、嘉手納高を経て沖縄大に進学した。兄の玖礼さんは同じく嘉手納で2016年夏の甲子園に出場した時のエース。弟は甲子園こそ届かなかったが、大学進学時ですでに140キロ台後半に到達し、4年春には150キロの大台を超えた。昨年全日本大学選手権で全国デビューし、149キロをマークして一躍スカウトの熱視線を浴びた。

 沖縄の高校出身プロは多数いるものの、県内の大学に所属する選手としては史上初のドラフト指名となった。

 ◇仲地 礼亜(なかち・れいあ)2001年(平13)2月15日生まれ、沖縄県読谷村出身の21歳。小学2年から野球を始め、中学時代は北谷ボーイズに所属。嘉手納では1年夏にチームは甲子園出場も自身はベンチ外。3年夏は県大会準決勝で敗退。沖縄大では3年春からエース。1メートル77、83キロ。右投げ右打ち。

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