【ドラフト会議】広島が大阪ガス・河野を5位指名　佐々木朗・奥川世代の最速151キロ本格派右腕

大阪ガス・河野
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　プロ野球のドラフト会議が20日、都内のホテルで行われ、最速151キロ右腕の大阪ガス・河野佳投手（21）が広島から5位指名を受けた。

　ロッテ・佐々木朗やヤクルト・奥川と同じ「2001年生まれ」の最速151キロを誇る本格派右腕。常時140キロ台の直球に加え、カットボールやスライダーなど多彩な変化球も自在に操る。

　社会人2年目の昨季は、公式戦7試合に登板し6勝0敗、43回を投げ防御率は驚異の0・21。社会人の年間表彰では最多賞、最優秀防御率、ベストナインの3冠を獲得した。

　ドラフト解禁年の今年もチームを5年連続28度目の都市対抗に導くなど主戦として活躍。今月30日から始まる社会人日本選手権では3連覇に挑む。

　◇河野　佳（かわの・けい）2001年（平13）8月23日生まれ、兵庫県加古川市出身の21歳。神野小3年からソフトボールを始め、広島・大州中では広島南シニアに所属。広陵では2年夏と3年春に甲子園出場。大阪ガスでは21年の日本選手権で4試合全19イニング無失点で優勝に貢献し最高殊勲選手賞。1メートル76、80キロ。右投げ右打ち。