【ドラフト会議】西武5位指名の近江・山田「長かった」と第一声 「5位は今の自分の評価…感謝」

[ 2022年10月20日 18:57 ]

西武に5巡目で指名され笑顔の近江・山田 (撮影・亀井 直樹)
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 西武から5位で指名を受けた近江の山田陽翔投手(18)は滋賀・彦根市の同校で会見。表情をやや紅潮させながら「長かったですね。すごく長く感じた。5位は今の自分の評価だと受け止めている。指名していただいて感謝しています」と第一声に力をこめた。

 甲子園に3度出場し、松坂大輔に並ぶ11勝(3敗)、歴代3位となる通算115奪三振を記録した甲子園が育てたスターを指名したのが西武だった。「今井投手の動画をよく見ていた。チームには明るいイメージがある」と印象を語った。

 最速150キロに迫るストレートに加え、切れ味鋭いスライダーなど多彩な変化球を操り、高い奪三振能力を誇る“世代No.1”右腕。打者としても高校通算31本塁打を放ち、エースで4番、さらに主将として、3年春は準優勝、夏もベスト4にチームを導いた。さらに9月のU-18W杯でも日本代表キャプテンを務め、銅メダルを獲得。華々しいキャリアを背にプロに向かう山田は「入ってからは何位とか関係ない。自分をアピールしていくだけ」と決意を語った。

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2022年10月20日のニュース