【ドラフト会議】中日2位の明大・村松「ショートで挑戦したい」 明大から13年連続プロ「ボクの代で…」

[ 2022年10月20日 19:00 ]

明大の村松
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 中日から2位指名を受けた明大・村松開人主将(4年=静岡)は、テレビ画面に映った自分の名前にホッと安堵の表情を浮かべた。

 明大の1番打者として今季は打率・400をマーク。チームリーダーとしても先頭に立ちナインを引っ張ってきた。ドラフト前には立浪監督が神宮球場を訪れ視察、評価が急上昇したが「本当に指名されるか不安だらけでした。お世話になった人たちにいい報告ができるのがうれしい」と笑顔を見せた。

 2月14日に右膝を手術。春季リーグ戦をほぼ棒に振った。プロの道も厳しくなったが、リハビリにかかわった医師や関係者らのお陰で復活。秋の活躍に、思わず感謝の言葉が真っ先に出た。50メートル5秒台の足に選球眼、ミート力が売り。現在は二塁手だが「高校からやっているのはショートなので、ショートで挑戦したい気持ちは強い」と言う。2位イコール即戦力。「早くプロのスピードに慣れてドラゴンズの力になりたい」と目を輝かせた。中日には柳や阿部ら明大の先輩もおり村松にとっては心強い存在だ。

 これで明大は13年連続でプロ指名を受けた。「ボクの代で途切れさせられないとプレッシャーがありました」と主将らしく“継続”させたことを喜んだ。

 来週は優勝の可能性を残す立大戦。相手は楽天1位の荘司が待つ。連勝して笑顔で卒業を誓っていた。

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2022年10月20日のニュース