【ドラフト会議】日本ハムがまたも“隠し玉”米テキサス大タイラー校の山口アタル外野手を育成指名

[ 2022年10月20日 19:37 ]

山口アタル
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 日本ハムが無名の隠し球を指名した。20日、ドラフト会議で米テキサス大タイラー校の山口アタル外野手(23)を育成3位で指名。カナダ出身で日本でのプレー経験はなく、入団テストを受けての“逆輸入選手”となった。

 カナダ出身の山口は日本人の父、カナダ人の母を持つ。12年のリトルリーグ世界選手権ではカナダ代表に選ばれ、対戦機会はなかったが、東京北砂リトルの一員として清宮が出場していた。

 カナダ・ブリタニア高、コルビー短大では投手、外野手として活躍。身長1メートル79、体重89キロで、140キロ後半の力強い速球を投じ、外野手としても高いセンスを誇る右腕。3カ月前にトミー・ジョン手術を受けたこともあり、外野手での指名となったが、今後は二刀流としての起用にも期待がかかる。

 球団は「大学時アメリカでは投手としてプレーし、今年から外野手に転向した。走攻守に高い能力を持つフィジカルモンスター。とりわけ力強い打撃が魅力で、迫力あるスイングから繰り出される打球は目を見張るものがある。粗削りな素材として、今後のさらなる成長が期待される」と紹介した。

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2022年10月20日のニュース