オリ1位の白鴎大・曽谷 高校同期ロッテ・山口との対戦熱望「切磋琢磨しあいながらプレーしていければ」 

[ 2022年10月20日 17:42 ]

<ドラフト白鴎大学・曽谷龍平>指名を受けあいさつをする白鴎大学・曽谷龍平(撮影・西尾 大助)
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 白鴎大の曽谷龍平投手(21)はオリックスが1位で交渉権を獲得し「監督、コーチ、いつも支えてくれた両親のおかげ。こうした評価を頂いたので自信を持ってプレーしたい」と笑顔を見せた。

 大学No・1左腕の呼び声が高い曽谷は150キロ超の直球を武器に、昨秋の関甲新リーグで4勝、防御率0・24、50奪三振で、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠。今春の松本大戦ではノーヒットノーランを達成した。高い奪三振率を誇る即戦力候補は「とにかく両親を幸せにしたい」と意気込んだ。

 明桜(現ノースアジア大明桜)ではロッテ・山口と同学年。現在も連絡を取り合う仲で「こっち(プロ)に来て勝負しようや」と激励されていた。高3夏は秋田県大会決勝で金足農・吉田(現日本ハム)に敗れ準優勝。先にプロ入りしたライバルと同じパ・リーグでのプレーが決まった。対戦したい選手には真っ先に山口の名を挙げ「自分も絶対4年後プロに行くんだと思ってやってきた。切磋琢磨しあいながらプレーしていければ」と目を輝かせた。

 オリックスは14日に1位指名を公表。福良GMは「うちの補強ポイントでNo・1の評価。真っすぐが強いし、右打者の内角の球も強い。スタミナもある。曽谷投手で一番という判断です」と評価していた。

 ◇曽谷 龍平(そたに・りゅうへい)2000年(平12)11月30日生まれ、奈良県出身の21歳。小1で野球を始め、斑鳩中では「志貴ボーイズ」でプレー。明桜(現ノースアジア大明桜)では1年夏からベンチ入りし、2年夏の甲子園出場。白鴎大では1年秋からベンチ入りし、4年春の松本大戦でノーヒットノーラン達成。50メートル6秒5。遠投110メートル。1メートル82、80キロ。左投げ左打ち。

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