オリックス・能見、投手陣に神宮対策伝授 日本シリーズ22日敵地で開幕 

[ 2022年10月20日 05:00 ]

オリックス・能見
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 頂上決戦を前に“匠(たくみ)の技”がオリックス投手陣に伝授された。ヤクルトとの日本シリーズは22日に敵地で開幕。投手コーチを兼任する能見が神宮球場への対策を伝えたことを明かした。

 「(アドバイスは)言っています。向こうに行って確認して、ということになると思いますが。オリックスさんも3年くらい行っていないですし、経験上、ブルペンとマウンドは全くの別物なので」

 独特な傾斜で知られ、能見も阪神時代に計33試合で4勝10敗、防御率4.45の数字が残る。昨年シリーズではヤクルト主催の第3~5戦は東京ドーム。オリックスが神宮で戦ったのは19年交流戦が最後で、先陣を見込まれる山本も救援で1イニングの経験しかない。敵地マウンドを攻略する上で能見の教えは大きい。

 自身の準備も万全だ。「はい、もちろん。変わらずです」。全体練習では打撃投手を務めるなど調整は順調。昨年は第6戦の延長11回に登板し、村上を左飛に仕留めており、快投再現に期待が懸かる。現役生活を締めくくる大舞台。選手としてコーチとしてフル回転を期した。

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2022年10月20日のニュース