阪神・近本2盗塁でセ新人歴代9位タイ「大事な時に自分の仕事ができるように」

[ 2019年8月8日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神2―11ヤクルト ( 2019年8月7日    神宮 )

8回2死一、三塁、近本(左)は二盗を決める(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 阪神・近本が俊足で、東都を沸かせた。6月22日西武戦以来となる2盗塁に成功。シーズン23盗塁に到達し、セ・リーグ歴代新人で9位タイとなった。

 「試合の展開的にも差がついてしまったところで走ったんですけど、もっと序盤だったり、初回というところで自分の仕事がしたい」。まずは6回1死から中前打で2試合ぶりの安打を放つと、2死後、糸井の5球目に二盗に成功。10球粘った末に四球で出塁した8回は、糸井の2球目であっさり2個目の盗塁を決めた。

 それでも序盤の働きを悔やんだ。初回は石川のスライダーに合わせたが、遊ゴロ。3回も空振り三振に倒れて、試合の流れを引き寄せることはできなかった。「大事な時にしっかり自分の仕事ができるようにしていきたい」。猛虎の切り込み隊長として、さらなる高みを見据えた。 (長谷川 凡記)

続きを表示

2019年8月8日のニュース