オリ・張、史上初の育成野手出身初先発初勝利!日本ハムは清宮弾も反撃ならず…無念3タテ

[ 2019年8月8日 21:18 ]

パ・リーグ   オリックス5ー2日本ハム ( 2019年8月8日    旭川 )

オリックスの先発投手・張奕(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 オリックスは8日、日本ハムに5―2で粘り勝ち。雨が降りしきる旭川での接戦を制し、6月21~23日広島戦以来となる同一カード3連勝を決めた。

 台湾出身のオリックス張奕(ちょう・やく)がプロ初先発し6回2安打1失点。初登板とは思えぬ落ち着いた登板で、史上初の育成野手出身初先発初勝利を手にした。

 張は外野手として16年育成ドラフト1位で入団。昨季途中から投手に転向し、今年5月に支配下登録を勝ち取った。1軍では中継ぎとして2試合に登板。その後は2軍に降格し、7月から先発に転向した。

 巨人・陽岱鋼のいとことして注目を集めた3年目右腕。4回まで日本ハム打線を無安打に封じた。5回に日本ハム・近藤にこの日初めて安打を許したが、後続を打ち取り得点を許さなかった。4回には日本ハム・清宮に一発を浴びたが、雨脚の強まる中、6奪三振の好投。3―1のリードを保ちマウンドを降りた。

 7回から登板した近藤が2/3回2安打1失点で1点差まで追い上げられたが、山田、海田、ディクソンが無失点リレー。張は育成野手出身選手史上初の初先発初勝利を手にした。

 打線は助っ人コンビが躍動。初回1死、2番・西が右前打で出塁すると、続く吉田正の三ゴロの間に進塁。2死二塁で迎えた4番・ロメロの中前適時打で1点を先制した。1-0の4回には助っ人コンビがアベック弾。この回先頭のロメロが来日3年連続2桁本塁打となる10号ソロを放り込むと、続く5番・モヤがバックスクリーンへ、大きな放射物を描く5号ソロで3-0とリードを広げた。

 1点差に追い上げられた3-2の9回1死、6番・小田が右前打で出塁。続く後藤が凡打に倒れるも、8番・安達が打ち上げた内野フライを日本ハムの一塁・杉谷が落球。2死一、三塁の場面で、代打・小島が中前へ走者一掃の適時三塁打を放ち、5-2と一気にリードを広げた。

 日本ハムは終盤反撃も、あと一歩及ばず同一カード3連敗を喫した。0-3の6回、清宮にプロ通算10号となる3号ソロが飛び出し、この日初得点。7回には6番・石井の適時打で2-3と追い上げたが、相手打線を2死まで追い込んだ9回、途中出場した杉谷の失策からまさかの2失点。最終回の打線は雨に湿り、一矢を報いることはできなかった。

続きを表示

この記事のフォト

「第101回(2019年)全国高校野球選手権」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年8月8日のニュース