巨人6カードぶり勝ち越しならず 終盤追いつかれドロー 2位DeNAと1差 3位広島と1・5差に

[ 2019年8月8日 21:52 ]

セ・リーグ   巨人3―3中日 ( 2019年8月8日    ナゴヤD )

8回、同点に追いつかれ、マウンドを降りる中川(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 巨人は先発の菅野が7回1失点の好投も、2番手の中川が8回に2点を奪われて同点に。延長12回で決着が付かず引き分けに終わり、7月15~17日ヤクルト戦以来6カードぶりの勝ち越しはならなかった。

 菅野は5回まで中日打線を2安打に抑える危なげない投球。6回に初めて得点圏に走者を背負ってアルモンテに適時打を浴びたが、許した得点はこの1点のみ。7回96球を投げて3安打6奪三振1失点の好投を見せた。

 しかし、3―1とリードした8回にマウンドに上がった中川が藤井の二塁打と大島の内野安打で2死一、三塁のピンチを招き、アルモンテに左中間フェンス直撃の2点適時二塁打を浴びて同点に。今季ここまで48試合に登板して防御率1点台の左腕がまさかの2失点を喫した。

 3番手の鍵谷以降のリリーフ陣が踏ん張って引き分けに持ちこんだが、6カードぶりの勝ち越しはならず。4番・岡本の2ランで先制し、エースの菅野が好投する理想的な試合運びだったが、終盤の継投失敗で白星を逃した。

 この日敗れた2位・DeNAとのゲーム差は1に広がり、勝った3位・広島とのゲーム差は1・5差に縮まった。

続きを表示

この記事のフォト

2019年8月8日のニュース