藤蔭・高田 2番手で登板も4失点降板「雰囲気に…」まだ2年、甲子園でのリベンジ誓う

[ 2019年8月8日 19:34 ]

第101回全国高等学校野球選手権   藤蔭4―6明徳義塾 ( 2019年8月8日    甲子園 )

 2年連続出場の藤蔭は背番号11の高田大樹投手(2年)が6回から2番手で登板した。味方の失策で1点を失うと、その後も打ち込まれて4失点(自責は0)で降板した。「甲子園の雰囲気にのまれてしまった。明徳義塾は甘く入ったところを見逃さずしっかり捉えてきた。先輩に迷惑をかけてしまった」と唇をかんだ。

 昨年はアルプススタンドから戦況を見つめた。「気づいたら9回であっという間だった。あんまり実感がなかった。先輩たちが負けたので絶対勝ちたいと思って1年間やってきた」と振り返る。迎えた夏。県大会では決勝で胴上げ投手になるなど、好投した。県大会の背番号の18から甲子園では11になった。試合前は「出たところで全力でやるだけです」と話していたが、結果を出すことはできなかった。

 高田には勇姿を見せたかった人がいた。昨夏に甲子園から戻ってきた後に61歳で亡くなった叔母の三智代さんだ。「帰ったらカレーを作ってくれた。優しいおばあちゃんでした。応援にもよく来てくれた」と思い返す。甲子園に来る前には、おばあちゃんにもらったメガホンに「頑張ってくる」と言ってやって来た。メガホンにはおばあちゃんが書いてくれた「頑張れ」の文字がある。

 2年生の高田にはリベンジの機会が残っている。「甲子園で1勝という思いが強くなった。今日からスタートという強い気持ちで先輩たちの甲子園で1勝するという気持ちに応えて、1勝したい」と誓った。スタンドから応援した母の恵美さんは「机に向うより、グラウンドに行く方がいききしてますよ」と話すぐらい野球好きな高田。日田の地でパワーアップして、また聖地に戻ってくる。

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