トヨタ自動車東日本 エンゼルス・大谷の兄・龍太 都市対抗初ヒット

[ 2018年7月17日 19:23 ]

都市対抗1回戦   トヨタ自動車東日本―東芝 ( 2018年7月17日    東京D )

<トヨタ自動車東日本・東芝>初回2死三塁 トヨタ自動車東日本・北見の内野安打で生還した林を出迎える大谷(左) (撮影・ 久冨木 修)
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 都市対抗初出場を決めたトヨタ自動車東日本の1番に入ったのがエンゼルス・大谷翔平(24)の実兄・龍太(30)。コーチ兼任で常にチームの先頭に立って引っ張っている。

 三鬼賢常監督は「彼は仕事、コーチ、そして選手として非常に優秀。弟が二刀流なら兄の方は“三刀流”だよ」とべた褒め。今年は練習のほとんどできない2月に静岡・小山で春季キャンプを張れたのが大きいという。昼間は工場で仕事をして午後からみっちり練習をこなせ、春から仕上がって都市対抗予選にも臨めた。

 相手は10年連続40回目の出場となる東芝。優勝も7回を誇る強豪だ。1回表を三者凡退に抑えたその裏。先頭打者で打席に立った大谷は2―2からの6球目、岡野のフォークに三振に倒れたが、4点を追う3回の2打席目には高めのストレートを逆らわず右前にクリーンヒット。チームに元気を与えた。

 都市対抗初出場を果たしたトヨタ自動車東北。1回に北見の内野安打で先制したが、先発の阿世知が2ラン、3ランを浴びて5失点。追う展開となった。

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