【奈良】智弁学園―スーパー1年生・佐藤が豪快1号「素直にうれしい」

[ 2018年7月17日 15:27 ]

第100回全国高校野球選手権記念奈良大会2回戦   智弁学園8―0西の京 ( 2018年7月17日    佐藤薬品 )

智弁学園・佐藤尊将捕手
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 スーパー1年生は奈良にもいた。智弁学園の佐藤尊将捕手が、チームの夏初戦に「9番・捕手」で先発出場。3点リードの7回、先頭で打席に入ると2ボール1ストライクから真ん中高め直球をフルスイングで捉えた打球は120メートルある中堅右に飛び込んだ。記念すべき高校通算1号を確認すると、二塁手前で右手を高々と突き上げた。

 「先輩から結果を出さなくていいから、思い切りスイングしてこいと言われた。笑顔で帰って来いと。打った瞬間は捕られるかなと思ったけど、入ってくれた。素直にうれしい」

 小学6年時はオリックスジュニア入りし「神戸中央リトルシニア」に所属した中学3年時にはU―15侍ジャパンにも選出され、アジアチャレンジマッチ優勝にも貢献した。多くの強豪校が興味を示す中で智弁学園に進学。1年春からベンチ入りを果たし春季奈良大会2回戦・西和清陵戦で先発デビュー。近畿大会では大阪桐蔭の左腕・横川から代打適時打を放つなど存在感を示していた。

 正捕手で主将の小口が万全でないことから巡ってきた好機だったが、チームの夏初戦で、3年生にとっては最後の大会。「自分のせいで負けたらどうしようと思って…。昨日の夜は全然眠れなかった」と明かした。守備では2盗塁を許し、打っても1、2打席はともに空振り三振。結果を出せなかっただけに、最後の最後で魅せた一発に、佐藤の意地と凄さが見えた。

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