【広島】広島商 14年ぶり聖地へコールド発進 藤井の補殺げピンチ救う

[ 2018年7月17日 17:00 ]

第100回全国高校野球選手権記念広島大会1回戦   広島商13―0庄原格致 ( 2018年7月17日    三次きんさい )

 春夏計43回の甲子園出場を誇る広島商が13―0で7回コールド勝ちした。初回、2回と1点ずつを挙げたが、2回裏に無死満塁のピンチを背負った。しかし、先発・中村光希が7番打者を見逃し三振に。続く8番の右飛を藤井祟弘がホームへストライク返球し、タッチアップした三塁走者を補殺した。相手に傾きかけた流れを食い止め、荒谷忠勝監督(41)に「あのプレーが大きかった」と言わしめた。

 高校野球ファンなら誰もが甲子園での名シーンを思い浮かべる広商だが、04年夏を最後に14年も聖地から遠ざかっているのが現状だ。さらに、今年4月には部内暴力で活動自粛、7月6日までの対外試合禁止処分を受けた。この日は4月15日の春季広島大会2回戦で三次に9―10で敗れて以来の実戦だった。

 村上光瑠主将は「今まで当たり前のように野球をしていたけれど、今は野球ができることに感謝です。今回の件をチームに与えられた試練と思って、乗り越えていきたい」と話した。村上自身、リアルタイムで広商が甲子園で活躍しているシーンを見ていないが、小6の卒業文集に「広商で野球をする」と書いていたほどの広商マニア。今一番の夢が「広商で甲子園に出場すること」と言うのはもっともだ。

 処分後に就任した荒谷監督は「今年が100回大会と言っても、今年の3年生がしの年に生まれただけ。毎年、3年生の気持ちは変わりません。目指しているのは1勝1勝の積み重ねです」と言葉に伝統の重みを漂わせていた。

続きを表示

「稲村亜美」特集記事

「清宮幸太郎」特集記事

2018年7月17日のニュース