巨人・坂本1500試合出場 ドラフト制以降最速「監督に感謝」

[ 2018年7月17日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人4―3阪神 ( 2018年7月16日    甲子園 )

プロ通算1500試合出場を達成し、ボードを掲げる坂本勇(撮影・坂田 高浩)
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 巨人・坂本勇が、通算1500試合出場を達成した。29歳7カ月は歴代3位の若さで、ドラフト制以降では最年少記録。「大きなケガなくやってこられたのも、19歳の時からサポートを受けてきたから」とスタッフに感謝の言葉を述べた。

 また一つ階段を上り、この日も逆転の足がかりをつくった。0―1の5回に四球で出塁。続く吉川尚の打席でエンドランをかけ、左前打で三塁まで進む。マギーの左前打で同点のホームを踏み、計2点を奪い逆転。試合前には高橋監督がミーティングで「勢いを維持して後半戦も頑張ろう。より個々の力が必要になる」と鼓舞。坂本勇は「ずっと使っていただいている監督に感謝したい」という原前監督、現指揮官への思いで応えた。

 プロ初出場した07年7月12日の阪神戦を「凄い覚えている。印象深い」と振り返る。新人は延長12回、阿部の代走に送られた。11年がたち、その阿部から主将を引き継ぎ4年目になった。「数字というより、どうやったら勝てるかしかない」。球宴を挟んで今季2度目の5連勝。5月26日以来の勝率5割復帰に導いた。 (神田 佑)

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2018年7月17日のニュース