阪神・原口、一振りで仕留めた!代打の切り札が存在感「続けていきたい」

[ 2018年7月17日 09:25 ]

セ・リーグ   阪神3―4巨人 ( 2018年7月16日    甲子園 )

8回2死二塁、代打・原口は左前適時打を放つ(撮影・奥 調)
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 勝負強さは健在だった。阪神に敗色ムード漂う8回。ナバーロの内野ゴロの間に三塁走者の植田が生還して2点差に迫り、なおも2死一、二塁の場面。金本監督が動いた。2回の第1打席で中前打していた中谷に代えて原口を送り込んだ。

 「一番いいボールを待っていた」

 代打の切り札は強気で勝負に挑んだ。セットアッパーの沢村との勝負。気持ちでもバットでも攻めた。高めに浮いた初球の151キロを見極め、やや甘くなった2球目の148キロを強振。狙っていた直球をはじき返した一打は左前へ適時打だ。打ち損じなく一振りで仕留めた。

 「それ(狙い球)を自分のスイングで打ち返すことができた。しっかりとしたスイングができているので、続けていきたい」

 狙い通りの一打に手応えも十分だった。前半戦では主に代打として出場。40試合で打率・314をマークするなど打撃好調を維持していた。代打に限れば23打数11安打で圧巻の打率・478。高い成功率と勝負強さを後半戦最初の試合でも存分に見せつけ、切り札としての存在感を一段と高めた。

 さらなる向上への意欲を示し、「これを続けていきたい」と繰り返した。球宴休み期間も地道に練習を継続。14日の全体練習では室内球場にこもって特打を敢行するなど準備に取り組んでいた。日々の積み重ねが結果に直結。この夜の打席でも、初スイングで安打を放つなど準備ができていたことを証明した。

 姿勢と結果で首脳陣の信頼にもつながっていることは確かだ。得点力不足にチームにあって際立つ存在感。好調を維持し続ければ先発出場の可能性も十分にある。出番に飢え、ベンチで息を潜めて獲物を狙っている。(山本 浩之)

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