阪神メッセ10勝逃す 微妙判定で4四球「仕方のないこと」

[ 2018年7月17日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―4巨人 ( 2018年7月16日    甲子園 )

5回に逆転を許しベンチに戻るメッセンジャー(撮影・奥 調)
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 胸の内で燃えさかる怒りの炎を必死に鎮めているように見えた。阪神・メッセンジャーは帰り道で報道陣の質問にも努めて冷静に答えた。

 「ここで野球をしている以上、仕方のないことだから」

 序盤から際どいコースを突いた球が、ことごとくボールと判定され、5回までに4四球を献上した。逆境に立たされても、2回1死満塁の窮地を連続三振で切り抜けるなど4回まで無失点にしのいだのは意地に他ならない。直球は最速152キロを計測するなど、気迫を前面に腕を振った。

 1点リードの5回に1死二、三塁からマギーに左前へ逆転打は許しても6回2失点で試合は作った。投球内容を問われ「クオリティースタート」と即答。2回を投げた13日の球宴第1戦から中2日で節目の“後半戦開幕”に臨んだ過密日程にも「短い間隔で投げられるのは自分だけだと思っているので」と強烈なプライドもにじませた。

 巻き返しを期す後半戦の初陣を託され、何としてもチームに白星を届けたい思いがあった。エースとして悔しさしか残らない黒星。香田投手コーチは「コンディションとか、そういう中で非常に粘ってくれた。球数は多かったけれど、よく粘ってくれました」と108球の力投をねぎらった。

 次回は中5日で22日のDeNA戦に回ることが濃厚。本人の言葉にもあったように先発陣の先頭に立って引っ張れるのは背番号54しかいない。エースは結果で見返すだけだ。(遠藤 礼)

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