木村拓哉 ロンバケ&スマスマの同日開始で抱いた葛藤「俺どうすればいいんだろう?って」

[ 2023年1月22日 23:16 ]

木村拓哉
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 俳優で歌手の木村拓哉(50)が、22日放送のTBS系「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演し、俳優とバラエティーの板挟みに苦しんだ経験を語った。

 山口智子らと共演したフジテレビ系連続ドラマ「ロングバケーション」は、平均視聴率29・5%をマークし、平成の連ドラでは5位の大ヒットを記録。一方で、SMAPの一員としては20年続いた長寿バラエティー「SMAP×SMAP」でもお茶の間の人気を集めた。

 両番組の初回放送は1996年4月15日で、まったく同日だった。「ロングバケーションの第1話が終わって、約3分後に(ロート製薬の提供映像で)ハトがいっぱい飛んでいって、番組(スマスマ)が始まるという感じだった」といい、「たかが3分で、9時からやっていた世界観が全く世界観になられちゃうのって、俺どうすればいいんだろう?ってその当時は思いました」と告白。「正直、嫌だなと思っていました」ともぶっちゃけた。

 俳優の木村拓哉と、バラエティーの木村拓哉。板挟みになった結果、「どういうふうにやったおもしろいかは自分で考えた」という。その代表的なものが、コントコーナーに登場した、ピンクの犬の着ぐるみで女性を口説くPちゃん。「ピンクの着ぐるみとか、ホストは自分で考えた」といい、「自分が参加させてもらえる、おもしろいものを作るというのを、何だったらおもしろくなれるのかな?というのは考えたかもしれない」と打ち明けた。

 明石家さんまをはじめ、お笑い芸人たちへのリスペクトも口にした。「人を笑わせることは、人を泣かせることと同じくらい難しいことなんだなって、ものすごくその時(思った)。芸人、芸人っていうワードで割と上から目線でおっしゃいますけど、すごい人たちですよ?」と話した。

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