中居正広「優しくされる方が僕、ストレスになる」病名を明かさなかった背景を語る

[ 2023年1月22日 14:06 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(50)が21日、ニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。休養からの復帰2週目となった放送で、病名を明かさなかった背景に触れた。

 中居は昨年11月4日、体調不良により休養すると発表。具体的な病名など詳細は明かさず、休養入り前に収録したテレビ番組で「何があったんだよ!って言われるかもしれないけど、僕は言いたくない。ユーモアを交えて話せるようになったら話したい」と語っていた。

 中居はこの日、休養していたこともあり、半年ぐらいゴルフをしていないことから「ゴルフやりたいね!友達に会いたいね」と熱望。休養期間中は「先走って遊んじゃったりすると、気を遣われるのが嫌だから。気を遣うじゃん。“大丈夫?”って言われるのも嫌だし、妙に優しくされるのも嫌なんですよね」と自身の体調について余計な気遣いをされるのが嫌だったことから、友人に会っていなかったと明かした。

 そして「僕が“(病状について)詳しい話は慎みたいです”って言ったのも大げさに言えば、ケンカできないっていうか、僕が可愛そうって思われちゃう。ケンカっていうか、優しくされる方が僕、ストレスになると思う」と病名を明かすことによって、気を遣われたり優しくされ、ケンカするほど対等な関係でいられなくなるのが嫌だったと振り返った。

 また、もし友人から「どんな感じなの?教えてよ」と言われ「今、こんなような状況なんだ。こんな生活してるんだ」と答えたとしても中居自身が「あんまり人に言いたくないな」と思っているだけに「僕が“内密に頼むな”って言うと、外(第三者)の人に“中居の話、聞いてる?”って言われると、その友達は嘘をつかなきゃいけなくなる」と友人に嘘をつかせてしまうことになると言及。「“言うなって言われてるんで”って言える人だったらいいけども。それもちょっと良くない。あんまり好きじゃないところかな。嘘をつかせるのは嫌だね。背負っちゃうわけじゃん。でも聞きたいのもすごく分かるし…」と複雑な心境を吐露し、そういったことを考えて休養期間中は友人にも会っていなかったと話した。

 一方で「話したことによってスッキリする人もいると思う。公にすることで、皆に“頑張って”と言われることがエネルギーになる人もいると思う。僕はそれはそれでエネルギーになるんだったらいいと思う」と病状を公にする人の気持ちも理解。その上で「僕は逆なんですよね。“そっとして、1人で(いたい)”って言うと孤独って(思われるかもしれないが)そういうことじゃない」ときっぱり。「僕の性格上、話してしまった相手、状況を考えると、じっとしてた方が(いい)。自分のエゴで話したくないなって」と語った。

 それだけに休養期間を振り返り「今回のは全然言わなくて本当に良かった」と一言。「それでも、やいやい言われるわけじゃないですか。あーでもない、こうでもない。もう死んでるんじゃないかって(笑)。それは慣れっこというか、言われることは慣れっこだったりする」と病名について明かさなかったことから死亡説も含め、色々言われたことを笑いながら回想。最後は「俺、ややこしいね。面倒くさいな」と自分自身にツッコミを入れ、さらに笑っていた。

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2023年1月22日のニュース