「どうする家康」本多忠勝・山田裕貴“立腹”元康自害の舞台裏「何を優柔不断にナヨナヨ」→「自然と涙」

[ 2023年1月22日 20:45 ]

大河ドラマ「どうする家康」第3話。本多忠勝(山田裕貴・下)が討ち死に?(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は22日、第3話が放送された。オンエア後、最強サムライ・本多忠勝役を演じる俳優・山田裕貴(32)の動画インタビューが番組公式サイトで公開された。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

 山田のコメント(抜粋)は以下の通り。

 (第1回、大高城から逃げ出した松平元康を忠勝が連れ戻すシーン)「恥ずかしくないのか」と殿に言える男の子って、どういう人なんだろうというところから、忠勝の人物像を考えました。あそこに忠勝のすべてが詰まっていたのだと思います。

 そして、第2回。大樹寺で殿が腹を切ろうとするシーンは、特に忠勝の思いが分かるシーンでした。殿は決め切らないし、この武士の世で何を優柔不断にナヨナヨしてるんだろうと。その姿を見ていると忠勝として腹が立ってくるんですよね。「俺の家系は家族代々じいちゃんも父さんも、おまえのことを守ってきたのに、何しようとしてるんだ」っていう。だから(元康は)こんなところで終わって良い男じゃないし「多くの人があなたに命を懸けてているんだ」と。そこを分かってほしい思いでした。

 あのシーンは自分でも涙するとは思っていませんでしたが、思いを魂にどんどん背負い込んでいったら、結果的に自然と涙が出たという感覚です。セリフで書かれていることももちろん思っているんですけど、それだけではない何かがついてきた感じはあります。

 これからも様々なキャラクターが物語を盛り上げていきますし、もちろん戦国最強の武将・本多平八郎忠勝として、僕も盛り上げていけたらと思います。今後も是非、殿の“どうする”を見守ってください。

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