59歳の向井政生アナ死去にショック隠せず　松尾潔氏「早過ぎますよ先輩…」「昨年クリスマスが最後の」

TBSの向井政生アナウンサー(C)TBS
Photo By 提供写真

　音楽プロデューサーの松尾潔氏（55）が22日、自身のツイッターを更新。21日午前に59歳で死去したTBSアナウンサーの向井政生（むかい・まさお）さんの早すぎる死を悼んだ。

　向井さんと同じ早大文学部出身の松尾氏は「早過ぎますよ先輩……」と書き出し、「2008年暮れにレコ大を受賞して沢山の出会いがあったが、その後最も親しく付き合ったのは向井さんだった。同じボクシングジムに通い、ともに飲み、語った」と向井さんとの思い出を振り返り、「昨年のクリスマスが最後のやりとりになりました。合掌」と哀悼の意をつづった。

　その後も連続して投稿し「向井さんが森川正太さんの『劇団ケ・セラ・セラ』公演で俳優デビューした時のツイート。森川さんも20年に逝去された。今ごろあちらで芝居談義を交わしているのだろうか」と2015年9月11日に投稿したツイートと写真とともに、59歳という若さで旅立った向井さんに思いをはせた。

　向井さんは神奈川県出身。早大第一文学部卒業後の1988年にTBS入社。スポーツ担当をへて、ニュースを中心に出演していた。近年はラジオドラマや、「Nスタ」「報道特集」などの報道番組のナレーションに力を入れていた。2019年11月に顎下腺（がくかせん）がんが見つかり、手術を受けたことを公表。関係者によると、昨年初夏ごろまで仕事をしていたが、その後は療養のため休んでいたという。