「どうする家康」松嶋菜々子の“兄”水野信元・寺島進が初登場!いぶし銀・出浦「真田丸」以来7年ぶり大河

[ 2023年1月22日 12:00 ]

大河ドラマ「どうする家康」。水野信元(寺島進)(C)NHK
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 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は22日、第3話が放送される。

 <※以下、ネタバレ有>

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河“初出演”にして初主演となる。

 第3話は「三河平定戦」。故郷の三河・岡崎へ戻った松平元康(松本潤)は、打倒・織田信長(岡田准一)を決意するが、弱小の松平軍は全く歯が立たない。一方、今川氏真(溝端淳平)は援軍をよこさず、本多忠勝(山田裕貴)らは織田に寝返るべきだと言い始め、駿河・駿府に瀬名(有村架純)を残す元康は今川を裏切れないと悩む。そんな中、伯父の水野信元(寺島進)が岡崎城に“ある人”を連れて来る。それは16年前に生き別れた元康の母・於大の方(松嶋菜々子)だった…という展開。

 水野信元役の俳優・寺島進が初登場。大河ドラマ出演は忍びの集団を統べる武将・出浦昌相(いでうら・まさすけ)役を好演した2016年「真田丸」以来、7年ぶりとなる。

 古沢作品は初出演。「古沢良太さんのドキュメンタリー番組を見ていた時。台詞を書きながら、その役になり切って本人が声を出して、台詞を語っていました。脚本家の中でも、なかなかそういう陰の努力をする方は少ないでしょう。口語体に出来上がっているので、面白いです」とし「どんな状況下でも、楽しんで演じたい。そうであれば、お茶の間の方々も楽しんで見ていただけると思う」と取り組んでいる。

 水野信元は織田家に味方する三河の国人領主。於大の方の兄にあたる。乱世を渡り歩いた度胸とズルさの持ち主。時折、信長の代理と称して、家康の元を訪れては物腰柔らかく脅しをかけては楽しむ愛嬌のある伯父。今回も再びいぶし銀の存在感を示してくれそうだ。

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