義時・小栗旬 鮮やか君臨「鎌倉殿の13人」ポスター完成!レスリー・キー氏念願 朝ドラに続き大河も制覇

[ 2021年12月1日 15:20 ]

来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のポスタービジュアル。撮影はレスリー・キー氏(C)NHK
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 俳優の小栗旬(38)が主演を務める来年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(日曜後8・00)の公式サイトが1日、開設され、ポスタービジュアルがお披露目された。シンガポール出身の写真家レスリー・キー氏が撮影。2018年前期の連続テレビ小説「半分、青い。」に続き、大河ポスター撮影の念願を叶えた。

 ヒットメーカーの三谷幸喜氏(60)が脚本を手掛ける大河ドラマ61作目。主人公は鎌倉幕府2代執権・北条義時。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのか。新都・鎌倉を舞台に繰り広げられるパワーゲームを描く。三谷氏は2004年「新選組!」、16年「真田丸」に続く6年ぶり3作目の大河脚本、小栗は大河初主演に挑む。

 キー氏は同局を通じ「シンガポールで生活をしていた中学生の私は、連続テレビ小説『おしん』や大河ドラマ『いのち』がきっかけで日本のドラマ、日本人のわびさびや春夏秋冬の美しさに興味を持ち、それらがまるで音楽のように私の記憶に刻まれました。20歳で日本にやってきて30年間、ようやく地元に自慢できることができました。それが念願の連続テレビ小説『半分、青い。』のポスターでした」と振り返り「そして今回、大変な時代の中で、運命的に大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のポスターを撮影させていただき、さらに夢が叶いました」と喜びのコメント。

 「一人の日本の朝ドラと大河のファンとして、どこにいても心から朝ドラや大河ドラマという財産がずっとずっと輝きますように私も応援していきたいと思います」とした。

 アートディレクターは映画「キングダム」「キャラクター」「東京リベンジャーズ」などポスターグラフィックを手掛けた吉良進太郎氏が担当。同局を通じ「13人の御家人の頂点に立つ北条義時。さまざまな目論見を持つ者たちを覆し、鮮やかに君臨するさまをポスターにしています。伝統の色彩を使いつつも、今までにない現代的なインパクト、インクルーシブなグラフィックを目指しました」と狙いを明かし「義時の物語での華麗な姿を楽しみにしています!」と期待している。

 公式ホームページを手掛けたイラストレーター・おく氏は同局を通じ「個人的に、日本史の中でこの平安末~鎌倉期が一番好きで、その時代の大河ドラマが放送されるだけでもうれしいですが、まさか今回このような形でお声掛けいただけるとは思いもよらず…本当に感無量です。もっと有名なイラストレーターや漫画家、絵師を起用してよという声があるかもしれないのですが、これもまた一興と思っていただけたらありがたいです。今回描いた絵は、新たな道を切り開いていく坂東武者の、闇から静かに滾々と情熱が湧いてくる様を表現しました。公式ウェブサイトの雰囲気を一層魅力的にするのとあわせて、普段歴史ものに馴染みが薄い方々が大河ドラマに興味を持つきっかけとなれれば幸いです。『鎌倉殿の13人』、本当に楽しみです」とコメントした。

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