流行語大賞「ビッグボス」なし 時間的に間に合わず…選考委員やくみつる氏「繰り越しで判断いただければ」

[ 2021年12月1日 14:24 ]

日本ハムのファンフェスティバルで挨拶する新庄監督(撮影・高橋 茂夫)
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 年末恒例の「2021ユーキャン新語・流行語大賞」(現代用語の基礎知識選)の発表・表彰式が1日、都内で行われ、選考委員で漫画家のやくみつる氏が候補に「ビッグボス」が入らなかった経緯を説明した。

 新語・流行語の対象語は、「11月30日までに発生した言葉」とある。やく氏は「『オミクロン株』とか直近で発生した言葉、新庄ビッグボスの『ビッグボス』も当然、範囲に入ってくる」と説明した。

 ところが、流行語大賞のノミネートが発表されたのは、日本ハムの新庄剛志新監督が就任会見を開いた当日だった。「こちらの候補語が30語、発表されたちょうどその裏で、新庄さんが会見されてて、飛び出した言葉が『ビッグボス』でした。正直、拾い得ないわけですね」。さらに「世間的にはあれが流行語大賞じゃね?とおっしゃる向きもあった」とも話した。

 選考に入れられなかったのは、単純に時間的な理由という。「昨日、『はい決まりましたんで、今日お越し下さい』というわけにはいきません。事情をご賢察の上、時間的齟齬というのは生じてしまうのはおくみいただきたい」と説明。「ビッグボス」は引き続き、来年のノミネート候補であるとし、「来年、ビッグボスが引き続き言葉に違わぬ活躍を見せれば当然、候補に上がって参りましょうから。繰り越しでご判断いただければ」とした。

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2021年12月1日のニュース