オリックス・本田、初勝利で緊急事態救った!記念球は「母親に」

[ 2022年5月18日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3-0日本ハム ( 2022年5月17日    ほっと神戸 )

<オ・日>プロ初勝利を飾り、ウイニングボールを手にポーズを決める本田(撮影・坂田 高浩)
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 オリックス・本田が0―0の7回を無失点に抑えると、その裏、味方打線が勝ち越して5年目でプロ初勝利。8日の楽天戦でプロ初ホールド、15日のロッテ戦でプロ初セーブをマークし、3週連続でトントン拍子に“出世”した。ポケットにしまった記念球は「セーブの時もそうでしたが今回も母親に渡そうと思います。どれがうれしいとかはなく、3つすべて同じようにうれしいです」と笑顔だった。

 先発の山岡が4回途中で危険球退場による降板。2番手の阿部から緊急マウンドとなったが近藤、本田、ビドル、そして平野佳へと無失点リレー。「中継ぎみんなでカバーしようと思っていたので勝てて良かったです」。3球あった158キロは自己最速を1キロ更新した。

 緊迫した場面で送り出した中嶋監督も「そういうの何も考えてないんじゃないですか(笑い)。考えているように見えます? でも数字が付くのは良かった」と称えられた。中川圭、佐野晧と並んだお立ち台も初めてで、セットアッパーとしてブルペンには欠かせない存在となった。

 ◇本田 仁海(ほんだ・ひとみ)1999年(平11)7月27日生まれ、神奈川県出身の22歳。星槎国際湘南では甲子園出場なし。17年ドラフト4位でオリックス入り。1年目の18年9月に右肘の手術を受け、治療に専念するため育成契約に。19年7月に支配下復帰。1メートル81、74キロ。右投げ左打ち。

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2022年5月18日のニュース