日大の1メートル61の左腕・坂尾浩太が好救援で勝利導く 西武・滝沢に刺激「小さい選手でも活躍できる」

[ 2022年5月18日 15:20 ]

東都大学野球 春季リーグ戦   日大 9―4 中大 ( 2022年5月18日    神宮 )

<日大・中大>力投する日大の2番手・坂尾(撮影・木村 揚輔)
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 最下位の日大は、3位・中大を9―4で下した。0―1で迎えた2回に一挙5得点で逆転に成功。8回には中大・森下翔太外野手(4年)に2ランを許すも、2番手で登板した1メートル61の左腕・坂尾浩汰投手(2年、龍谷大平安)が2回を完全投球で逃げ切りに成功した。

 1部残留に向けて負けられない状況で、自己最速を1キロ更新する142キロを投じるなど力投を見せた坂尾は「勝っている場面だったので、ストライク先行という形で真っすぐを思い切り腕を振って投げることができた」と笑顔で振り返った。

 プロ野球の西武では1メートル64のルーキー・滝沢夏央内野手(18)が躍動。坂尾は「ニュースで体が小さい選手でも活躍できるということを見たので、自分の励みになります。自分も頑張って、そう思われる選手になりたいと思います」と意気込みを語った。

 投打がかみ合い白星を手にした片岡昭吾監督は「全部勝つということで中央大学戦に向けて練習してきた。やってきたことができました」と語った。

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2022年5月18日のニュース